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米朝首脳会談 対米交渉担当 金英哲 処刑される

北朝鮮が2月に行った、ベトナムハノイでの、
米朝首脳会談が決裂しました。

金正恩委員長は、それに対する責任として、

金革哲(キムヒョクチョル)国家委員会米国担当含む、
合計3人を処刑したことがわかりました。

米朝首脳会談は、なぜ決裂したのか?

今回米朝首脳会談では、トランプ大統領と金正恩委員長の二人で、
北朝鮮の核問題について話し合う予定でした。

北朝鮮は、核兵器の開発を続けており、現在までに6回の核実験を行っています。

2005年には、核兵器保有の宣言をしており、
それに伴い、アメリカから経済制裁を受けています。

北朝鮮の金正恩委員長は、経済制裁解除を要求しましたが、
トランプ大統領は、非核化に向けて、具体的な措置を示さなかったために、
経済制裁解除を拒否しました。

これにより、金正恩委員長の要望による二回目の米朝首脳会談も
決裂に終わり、北朝鮮は、経済制裁が効いていることもバレてしまい、

自分から頼んだにも関わらず、成果が何も得られず、
金正恩委員長のメンツが丸つぶれ状態になってしまいました。

金正恩委員長は、会談が失敗したことの責任として、
担当者3名を処刑しました。

米朝首脳会談決裂で銃殺された金革哲(キム・ヒョクチョル)

1971年生まれ、朝鮮民主主義人民共和国の外交官で、
国務委員会アメリカ担当特別代表です。

元駐スペイン大使ですが、北朝鮮の核実験に伴い、
スペインから国外追放されています。

2019年に入ってから、米朝首脳会談の北朝鮮実務担当者になりました。
しかし、米朝首脳会談決裂後の2019年5月に銃殺されたという情報が出ています。

美林飛行場で銃殺され、銃殺された理由としては、
米帝のスパイとして金正恩委員長を裏切ったとされています。

米朝首脳会談決裂で労役刑になった金英哲(キム・ヨンチョル)

1946年生まれ、朝鮮民主主義人民共和国の政治家であり、軍人です。
北鮮人民軍偵察総局長兼軍副総参謀長が最終軍歴となっています。

大量破壊兵器開発や延坪島砲撃事件や
ソニーのハッキング事件にも関与されているされ、
これにより、31カ国から独自制裁を受けています。

非武装地帯への地雷埋設や延坪島砲撃事件、
天安沈没事件の主導者として、韓国からの批判が強い人物です。

米朝首脳会談後、政治犯収容所に収容されることとなりました。

延坪島砲撃事件

2010年に韓国軍と朝鮮人民軍が延坪島で、砲撃戦が起きた事件です。

韓国軍が陸海合同訓練を行っていましたが、北朝鮮がそれに反発し、
170発を発射、韓国軍兵士2名と民間人2名が死亡、韓国軍兵士が16名負傷です。

天安沈没事件

2010年3月に韓国軍の哨戒艇が朝鮮人民軍の攻撃によって
沈没させられた事件です。

大韓民国白翎島西南海域では、朝鮮人民軍と小競り合いが発生しており、
浦項級コルベット天安が、爆発沈没し、
後の調査で朝鮮人民軍からの魚雷によって破壊されたことがわかりました。

韓国軍死亡者46名を出すこととなりました。

米朝首脳会談決裂で、謹慎となった金与正(キム・ヨジョン)

金与正は、金正恩委員長の実の妹で、母は高英姫です。

1988年生まれで、朝鮮労働党中央委員会政治局員候補です。

2010年頃から、金正恩委員長が正式継承者として、擁立された頃に、
指導者の写真の中に写るようになりました。

2018年には、シンガポールで開催された米朝首脳会談に金正恩委員長や
今回銃殺された金英哲と一緒に同行しています。

実の妹でもある事から、金正恩委員長は、銃殺や労役刑ではなく、
謹慎とされています。

また妊娠7ヶ月という噂もあり、親族の子どもと一緒に処刑するのは
気が引けたのでしょうか。

米朝首脳会談 決裂で通訳の女性も収容所送りに

ベトナムハノイでの米朝首脳会談で、通訳をした女性 シン・ヘヨンさんが
米朝首脳会談中の通訳でミスが多かった事から、政治犯収容所送りになりました。

ドナルド・トランプ米大統領と金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の27日の第2回首脳会談に金委員長の通訳官として「ニュー・フェイス」の女性が登場し、目を引いた。 

  昨年6月12日のシンガポールでの第1回首脳会談ではキム・ジュソンという男性が英語通訳を担当したが第2回首脳会談では交替させられたことになる。ホワイトハウスが同日、米朝首脳の親交晩餐前に記者団に配布した資料で北朝鮮の通訳官は「Ms.シン・ヘヨン(Ms.Sin Hye Yong)」が参加すると明らかにした。 

  いつも以上に厳密で正確な通訳が要求される首脳会談の場で北朝鮮側の通訳官が交替させられたのは昨年の第1回首脳会談当時の通訳過程に問題があったことを傍証するのではないかという話が出ている。 

  統一研究院北朝鮮研究室のホン・ミン室長は「昨年6月の第1回首脳会談後から1カ月後の7月に米朝高位級会談が開かれたが、進展できずに膠着状態が続いたのは6月の首脳会談当時の誤訳のためという分析が専門家の間で提起されたことがある」と話した。首脳会談で金委員長が終戦宣言を提起し、トランプ大統領が「OK」したが、北朝鮮側はこれを「承諾」と受け入れたが、米国側は「理解した」程度で話したということだ。ホン室長は「北朝鮮が考えてもいなかった米国式、あるいはトランプ式話法があるが、このようなことがうまく伝わらなかった側面があり、そのような失敗を最小化するために通訳について考慮した可能性がある」と説明した。 

  これを反映するように昨年10月にマイク・ポンペオ米国務長官が北朝鮮を訪問した時もキム・ジュソン氏の代わりに新しい女性通訳官が登場した。だが、今回のシン・ヘヨン氏がポンペオ長官訪問の時に参加した女性通訳官と同一人物なのかは確認されていない。当時の女性通訳官もシン・ヘヨン氏も現在まで履歴などはベールに包まれている。 

  一方、イ・ヨンヒャン米国務省所属通訳局長は第1回米朝首脳会談に続き再びトランプ大統領の韓国語通訳を担当した。 中央日報

 

今回、米朝首脳会談での失敗で、北朝鮮へのイメージが悪化、

金正恩委員長も国内からの信頼が損なわれていくと思われます。

今後の北朝鮮への動向に注目です。