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GSOMIA関連で河村幹事長が韓国側から提案される

GOSMIA破棄で揺れる韓国へ河村幹事長が訪問しました。
河村幹事長は、記者からの取材で韓国から、GSOMIAの締結と、
韓国のホワイトリスト入りをセットで提案されたことを明かしました。

GSOMIA関連で河村幹事長が韓国側から提案される

河村幹事長は、2日に韓国の李洛淵首相と2時間に渡って会談を行いました。
李洛淵首相は、GSOMIA期限までの11月までに、解決策を協議していると
言うことです。

河村幹事長は、「元徴用工問題がスタートだから、
これはこれで検討しなければならない」と曖昧な発言をしています。

なぜ韓国が河村幹事長へ、GSOMIAとホワイトリストセットで提案?

河村幹事長と会談を行った李洛淵首相

全羅南道から引用

李洛淵首相から河村幹事長が提案された、GSOMIAとホワイトリスト入りのセットは、
全く別問題であると言われています。

韓国側からしたら、輸出優遇国のホワイトリストから外れたことによる
報復措置として、GSOMIA破棄を決定したため、
11月に切れるGSOMIAの破棄の撤回を盾に、輸出優遇も
戻して貰おうという魂胆です。

そもそも、GSOMIAは、防衛、国防に関わるもので、
輸出管理の優遇措置は、輸出入の管理区分によるものです。

有事や戦争の際に、国同士を秘密事項や連絡をやり合うための協定なので、
韓国側が破棄しても全くメリットがありません。

そのため、佐藤正久外務副大臣は22日の番組では
「愚かだ。間違った判断だ。安全保障環境を考えればあり得ない」

防衛省職員は、「さすがにそこまでしないと思っていた。」
とコメントしています。

このさすがにしないと思っていたの真意は、
韓国にしかデメリットがないので、するはずがないの
で、さすがにしないという意味のコメントのため、
韓国の決定が日本政府に衝撃を与えました。

韓国がGSOMIA破棄で何が変わる?

そもそも、GSOMIAとは、日韓軍事情報包括保護協定の略で、
有事の際に、機密情報や連絡を迅速にするものであり、
北朝鮮のミサイルが、実験なのか、本当に敵国に向けて発射しようと
しているのか、アメリカや日本が判断して韓国に通達していました。

アメリカは、ミサイル防衛のため、早期警戒衛生や早期警戒レーダー、
同盟国が保有するイージス艦も活用しています。

アメリカ本土が核ミサイル攻撃を受けた場合、
報復措置として、太平洋を潜航している原子力潜水艦から
核ミサイルが発射されるシステムになっています。

日本は、中国やロシアのいわゆる共産圏から非常に近いため、
西側と東側諸国の防衛の要ともいえます。

そのため、アメリカから終戦後、ミサイル防衛のノウハウを教わっており、
そのノウハウを使い、韓国にも通達をしていました。

韓国とは、同盟を結んでいるので、
特別にミサイル情報を教えますよという協定だったのにも
関わらず、韓国が一方的に破棄を伝えたため、

11月以降、韓国は、ミサイルがいつ、どこから飛んでくるかが
わからないということになります。

GSOMIA破棄を希望していた北朝鮮は、
ミサイル情報が韓国へ届かないため、
北朝鮮が掲げるスローガンの一つである、祖国統一達成への
近道ができてしまいます。

大陸弾道ミサイルを打ち込み、38度線を侵攻するシナリオもあり
韓国としては、かなりの大打撃となり、第二次朝鮮戦争ともなりえます。

以前には、ハリス大使を呼び出しGSOMIA関連で抗議も

韓国政府の韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)終了決定で、
アメリカ政府が「強い憂慮と失望」を何度も表明しました。

韓国の趙世暎外交部第1次官がハリー・ハリス駐韓米大使に「公開的で反復的な失望の表示を自制してほしい」と要請しましたが、これは言ってみれば、
自分たちの決定した事だから文句を言うなという抗議の意味がこもっています。

韓国側の言い分としては、
「GSOMIA終了の決定は日本が先に原因を提供したもので、韓日関係の脈絡で講じた措置だ。韓米同盟や韓米関係に否定的な影響を与えようとするものではない」という韓国政府の見解であることを表明しました。

しかし、これに対して、シュライバー次官補は、
「事前の通告はなかった。政権の決定を懸念し、失望している。
我々は決定の再考を望んでいる」と発言し、
韓国政府は、再度GSOMIAの期限を延長すべきだと意見しており、
趙世暎外交部第1次官の自制要請を無視しています。

また、ハリス大使は、モルディブで行われる、
インド洋コンファレンスに出席するものの、4日から6日まで行われる
韓国国防部主催のソウル安保対話は欠席することを決めており、
韓国が主催の安保関連の行事を欠席したり、取り消しを行っています。

「公開的で反復的な失望の表示を自制してほしい」という要請が
同盟国や外交国にするのは異例であり、ハリス大使は、韓国政府に
無礼な事をされたと感じ、怒っているでしょう。

GSOMIA関連で河村幹事長が韓国側から提案されるまとめ

・河村幹事長 韓国で会談をするものの、特に進展なし
・韓国 GSOMIAとホワイトリスト入りを希望
・GSOMIA破棄で抗議するも、ハリス大使に無視をされる